メグスリノキ:カエデ科
本州、四国、九州などに分布する落葉性高木。
薬用部は葉。
葉には多量のタンニンが含まれていて、消炎、収斂、制菌作用がある。
樹皮に、エピ・ロードデンドリンという有効成分が含まれている、と言われる。
一般的な利用法
結膜炎(はやり目)
葉の2〜3%水煎液を冷やした後、これで洗眼および冷湿布する。
ものもらい、ただれ目
葉の1〜2%水煎液を冷やした後、これで洗眼および冷湿布する。
飲み方は
1.乾燥したメグスリノキ5〜
10gに水400〜 600mlを加えて火にかける。
2.沸騰したら火を弱め、4〜 5分煎じる。
3.これを熱いうちに、茶こしでこして1日量とする。
4.1日3回食後に温め直して飲む。