エビスグサ:マメ科
エビスグサという名は
外国から渡ってきたという意味からエビスグサ(夷草)と名付けられている。
アメリカ原産の1年草で、熱帯アジアから中国南部を通じて、今から約250年程前に渡来。
現在、“ハブ茶”と言われて市販されているものには
1.日本産のエビスグサの種子と、
2.中国、台湾から輸入された、ハブソウの種子を使っているものがある。
“決明子”:(別名)という名は
便秘して肩がこり、首すじから頭にかけて重く、目がかすみがちの時に、それをお茶にして飲むと、便通がよく
なり、目もはっきりすることから、明を決(ひら)く種子という意味で、決明子と名付けられた。
主成分は、アンスラキノン誘導体で、ゆるやかに便通をよくする。
飲み方は
1.決明子をなべに入れ、ふたをして軽くこげる程度にあぶる。
2.これを土瓶にいれて番茶のように沸騰させる。
3.お茶代わりに適宜、飲む。
味も飲みやすく、気楽に飲むことができる。