37. 健康食品規制の自民党提言      

背景に“医師会の圧力”の声も

自民党は
先月23日、食品改正法による健康食品の規制強化を盛り込んだ提言をまとめた(本紙1000号1面既報)。
食品衛生法改正の議論は、BSE問題など食品の安全性に関わるトラブルや偽装表示など一連の騒動を受けて浮上してきたもの。自民党厚生労働部会に設置された「食品衛生規制に関する検討小委員会は先月14日、「食品の安全に関する信頼確保のための改革提言」をまとめ、厚生労働部会に報告したが、これを受けた同党政務調査会の「食の安全確保に関する特命委員会」は23日、「食の安全確保に関する提言」をまとめ、政府に具体的な措置を取るよう求めた。
いずれの提言においても健康食品の規制強化を明示している。ただ、この提言の中で健康食品の規制が盛り込まれたことは不自然で、背景には医師会の圧力があるとの指摘もある。業界は事態を重視し、健康食品や代替医療に理解のある自民党議員を通じて、今回の自民党案の問題を指摘して行く模様。
自民党案  安全な健康食品の流通確保  
(1)健康食品等の流通禁止規定の整備    
健康食品等について、最新の科学的知見等から判断して過剰摂取等による健康影響が懸念される場合に、流通を禁止できる法規定を整備する。(法改正)  
(2)保健機能食品以外の健康食品の広告規制   
保健機能食品以外の食品について、保健機能食品と紛らわしい広告を禁止する。(法改正)  
(3)保健機能食品制度の推進  
「健康食品」の安全や効果を確保するため、特定保健用食品の許可や栄養機能食品の基準追加を進め、保健機能食品制度の推進を図る。(省令改正)