30. 薬科大生の就職先は薬局が3年連続トップ   

2002年6月10日

過去最高の26%、女性はおよそ3分の1が薬局          


薬学教育協議会はこのほど、2001年3月の薬科大学卒業生の就職動向を集計した調査結果を公表した。
調査は日本国内にある薬科大学と大学薬科部・薬学科全46校のうち回答があった45校についてまとめたもの。同年度卒業生の4分の1以上が薬局に就職した事などが明らかになっている。調査によると、2001年3月の薬科大及び大学薬学部、薬学科の卒業生は7793人。男女の内訳は、男性2862人、女性4931人。卒業生のうち就職したのは4908人。卒業後の進路で最も多かったのは「薬局勤務」で、全体の25%を占めた。「薬局開設」(0.2%)と合わせて、薬科大卒業生の26.0%が薬局で働いている事になる。薬局開設・勤務者を男女別にみると、男性が19.5%なのに対して、女性は29.7%と比率が高い。薬局に次いで多い就職先は、私立の病院・診療所で12.8%。国公立と合わせ病医院勤務は14.4%となる。製薬企業への就職者は10.8%(開発・学術1.9%、営業7.9%、研究・試験・製造1.0%)。近年減少の一途をたどってきたが、2001年は前年の10.2%から割合が微増に転じた。一般販売業への就職者は6.9%。卸販売業は0.7%。一方、就職しなかった2885人では、「進学」の23.1%が最も多く、ほかは「病医院研究生(無給)」(2.6%)、「就職せず」(2.2%)、「未定」(9.1%)などとなっている。薬局が、薬科大卒業生の勤務先として初めてトップになったのは99年。その後も比率は毎年少しずつ上がっており、3年連続1位となった