24.ボランテイアなど校外活動                        

 2001/8/14 朝日新聞

   

*広がる単位認定昨年度は49高校に

ボランテイアや大学での聴講などの校外活動を単位に算入する高校が増えたことが増えたことが、文部科学省で分かった。98年の制度改正で認められ、昨年度は大学などと提携して講座履修を単位に認定した高校は49校に増えた。提携先は私立大だけでなく国立大にも拡大。地域の伝統芸能の体験を単位と認める例もある。
文科省によると、昨年度、大学や専門学校などの講座履修を単位として認めた高校は、前年度の倍以上の49校で、うち公立は20校。系列大学で受け入れた私立校や、専門学校でコンピューターや英会話、美術、美容などの実技を希望者に学ばせる高校も多かった。大学、専門学校とも一般の学生と一緒に授業を受ける形が多いという。
昨年度は埼玉大、静岡大など国立4大学も高校生を受け入れた。埼玉大は県立浦和校の2.3年生の希望者を対象に、年間約35時間の「中国思想」「企業論」「ミクロ経済学入門」「生物学概論」など23講座を解放した。今年度は新たに3高校を加えるという。
このほか、単位には数えないものの、公開講座を聴講したり、大学教員が高校に出向いて抗議したり、大学と交流を持った高校は1045校に上がった。文科省は「生徒の関心を広げようという高校と、学生を確保したい大学側の意向も一致している」とみている。