17. CSKグループがRXネットワークの株式を取得

   NIKKEIDrugInformation:2001/5/10

  ドラッグストア・調剤事業への進出にらむ
ネットワーク事業を展開するCSKグループ(CSKネットワークシステムズやセガ、アスキーなどで構成)は
ハックキミサワ(本社:横浜市、石田健二社長)とクラフト(本社:東京都千代田区、森要社長)の両者が保持する調剤支援事業会社「RXネットワーク」の株式、計3600株を4月1日付けで取得した。
譲度価格は1株1円。1997年に伊藤忠商事やハックキミサワ、クラフト、ファミリーマートなどが中心となって設立されたRXネットワークは、全米で2400店舗を持つウォルグリーンのネットワークシステムのノウハウを導入して、調剤支援事業を行ってきた。
本部と加盟店が通信衛星やISDNを使って調剤情報や在庫管理情報などをやり取りする事を売り物に、スタート時には3年後3250店舗の加盟を想定していた。しかし、利用コストの高さや使い勝手の悪さなどがネックとなり、システム導入店はクラフトの100店舗とハックキミサワの50店舗を含む270店舗に留まり、赤字経営が続いていた。今年2月には、37%の株式を保有し筆頭株主だった伊藤忠商事が10%に保有率を縮小、ファミリーマートは全面撤退した。
その後、ハックキミサワとクラフトがそれぞれ43%,42.5%の株式を保有し建て直しに当たっていた。今回の株式譲渡は、ドラッグストア・調剤事業分野への進出を目論むCSXグループとの思惑が一致したもので、持ち株比率はCSKグループ60%,ハックキミサワ13%、クラフト12.5%、伊藤忠商事10%となり、RXネットワークはCSXグループの子会社となった。また、今回の株式譲渡に伴い、ウォルグリーンとのライセンス契約も解消した。